mercoledì 18 novembre 2009

名前 Il nome

先日授乳してる時本棚のある本に目が留まった。タイトルは"茉莉花茶を飲む間に"。


茉莉花茶とはジャスミンティーのことで、この響きと字体に惹かれていた。


もし女の子が産まれたらこの茉莉花の字どれかを入れた名前にしたかった。
優悧の悧もこの茉莉花の莉でもよかったな〜なんておっぱいをあげながら考えていた。


そしたら先週大使館から電話が掛かってきた。内容は、優悧の"悧"は人名には使えないとのこと。人偏の方は使えるので名前を変更しにまた大使館に来て下さいと。


おぉ!これは名前を変えるチャンスか!? と思い帰宅したルーカに早速その事を話した。


"でも莉はどういう意味なの?"


"この一文字だけだと意味はないらしいけど、茉莉花はジャスミンって意味だよ"


"ダメダメ!優莉と書いて優しいジャスミンって意味じゃぁ将来絶対ゲイになるからだめだよ! 子供に僕の名前ってどういう意味?って聞かれた時答えられない。"


"この一文字じゃジャスミンじゃないんだって。莉は悧の利に草冠だから将来あなたみたいに植物を好きな人になるかもしれないよ。それに優だってただ優しいって意味だけじゃなくって優れているとか他にも意味があるって前に訳したでしょ"


"でも莉は好きじゃない。 他のを選ぼうよ。"


と言われ私は拗ねた。

他にも李(すもも)や、梨などとにかく名詞はだめで、形容詞に使われる漢字にしようと彼は言う。



可愛いのになぁ。意味だけじゃなくって書体の雰囲気も大切なんだよ。って言ったら一瞬考えてくれたけど、ほんと一瞬だった。



そもそも名前を考える際、まずイタリアでも日本でも使える名前にしようとそこからスタートした。

私は自分が男の子を産むなんて想像もできなかったので女の子の名前しか考えていなかった。

男の子だったらどうしよっか?と尋ねたらすぐユーリは? と答えが返ってきて、その響きが気に入ったのですぐ同意した。


ユーリはロシアの名前らしい。


"イタリアでも使われてるし、日本人とイタリア人のハーフだったらその中間にあるロシアの名前でちょうど良くない?"との事。



なんだ。ルーカだって響きから入って意味を取ってつけたんじゃん。



でも彼は漢字を充てるときはやたら意味にこだわる。


そこで紙いっぱいいっぱいに漢字とその意味をイタリア語に訳しルーカに提出。

私の両親も考えてくれた結果、優悧となったのだ。

後でよくよく調べたら、悧は人偏だと人の賢い、頭がきれてさえるという意味になるけれど立心偏は刃物などがよく切れるという意味らしい。

危ない 危ない。



再度話し合った結果、優理か人偏に利のほうに絞られた。

はてさてどうしようか?



そうそう、ゆうり繋がりで先日素敵な出会いがありました。

9月にローマの日本人学校のバザーに行った際、息子の名前がゆうりというご夫婦との偶然出会い。

私が買い物に夢中になってる時ルーカはユーリと待っていてくれて、たまたま近くにいた人と話したらその方がゆうり君のお父さんだったそうです。

お母さんは日本人の方。7月末に第二子をご出産されたそうですが、なんと私が出産した病院と同じ病院だったのです。

更なる偶然!

あれだけたーーくさんの人が来てた中、素敵なご家族と出会うことができてとってもほくほくした気持ちで帰りました。



あの時久しぶりに食べた焼きそば、美味しかったなぁぁぁ

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