昔 新聞のコラムでこういう詩を見た。
"言の葉"
真心こめたら
言葉は宝物どす
贈られたお人は
大喜びしやはるわ
いけずな言葉は
まるで刃物どすぇ
相手のお人の胸に刺さって
ほんまに
血まみれどす
お互いに
心がはんなりする
言葉を
交わしまひょ
なぁ あんた
とても気に入ったので切り抜いて取っていた。何度見返してみても素敵な詩だナ。
京都弁で書かれているところが作者の伝えたい事がリアルに伝わってくる気がする。
特に最後の"なぁ あんた" というのも長年連れ添った夫婦の歴史やテンポを想像させる。
日本語って奥深くて面白い。 言の葉と書いて言葉、情緒がある。
言葉といえば妹夫婦の言葉遣いもとってもおもしろい。
外にいるからこそ見える騒音のない静かな日本の美。私に何ができるかわからないけど、いつかこの美を何らかの形で伝えられる人になりたいな。
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