あれよあれよという間にローマでの生活も3年目を迎えました。
いつも側にいてくれる優しい旦那さんルーカをはじめ、彼のユーモア溢れるご家族親戚、友人に暖かく支えてもらってここに居ます。
長男の誕生を機にこれからビアンキコンノファミリーの生活を綴っていきたいと思います。
とりあえずローマに住む事になった私の経緯を少し紹介します。
5年前までは外人と目を合わすことも怖くてできなかった私。
始まりは2004年、職場でのいじめがひどく限界を感じていた時、ふと新聞で目にした旅行会社の格安ツアーに惹かれました。そこに載ってたツアー旅行の行き先はトルコとイタリア。
イタリアはこれから先行く機会がありそうだったのでトルコを選びました。
たった10日間の短い滞在中雄大なトルコの自然、素晴らしい文化に五感全てが気持ちいい!!!
と叫んでいました。
カッパドキアで必ずまたここに来ることを誓い日本に帰りました。
資金を貯めつつトルコ語教室に通い、準備しました。
その間にもオーストラリアやオランダ ベルギー、行ってみたい外国にできるだけ行ってみました。
2006年夏 トルコ放浪。2ヵ月の滞在中めちゃくちゃ濃い日々を送りました。盗難被害や熱中症でダウン、睡眠薬強盗に遭って2日間寝続け、その後入院。。。など他にも冷や汗がでる事がけっこうあったけど、それがカバーされてしまう程素敵な体験ばかりでした。
カッパドキアに居たある日イタリア人とスペイン人8人と知り合い、意気投合しました。
私の中学生レベルにもとどかない英語でもなんとかなって、わいわいと楽しい時間を過ごしました。そして彼等と接するうちイタリアに興味を持ってる自分に気付きました。
日本に帰る時、放浪を終えたというよりこれから始まった感覚がありました。
そして今度はイタリア語教室に通いつつ、頭の中と身の周りの整理をし、2007年 1年間の語学留学の為敢えて知り合いの誰も居ないローマへ発ちました。
この1年はとにかく語学に専念!と意気込んでいましたが、ローマに着いて5日目に今の旦那さまに出逢ってしまいました。何も知らない相手なのに、この人と家庭を持つだろうというしっかりしたビジョンが見えました。不思議なものですね
そして2008年 トスカーナに隣接するラツィオ州の街、彼の最強ノンナ(お婆ちゃん)の田舎、オナノで結婚式を挙げました。
それから1年後の今年、最高の贈り物長男誕生。
妊娠中は有り難いことにつわりも殆どなく、順調でした。出産の様子はまた今度書こうと思いま--す。
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