domenica 22 novembre 2009

続き
















いっぱい写真を撮ったのでたくさん載せちゃいます

ほくほく日曜の朝


寒くなってきたので朝からぜんざいを作りました。優しい小豆の味に心も身体もほっかほか

Lago di Bracciano


















昨日は家から車で40分ほどの所にあるブラッチャーノ湖に行ってきました。



そう、トムクルーズが結婚式挙げたお城がある所です。




ブラッチャーノ湖の水は、ローマの水道に利用されており、水の管理や船の利用制限が行き届き、海水浴に適した水質が守られているそうで、実際とってもお水が綺麗でした。



湖畔のレストランでお昼を食べた後昼寝、散歩しました。






夢のような幻想的な景色でした。








mercoledì 18 novembre 2009

名前 Il nome

先日授乳してる時本棚のある本に目が留まった。タイトルは"茉莉花茶を飲む間に"。


茉莉花茶とはジャスミンティーのことで、この響きと字体に惹かれていた。


もし女の子が産まれたらこの茉莉花の字どれかを入れた名前にしたかった。
優悧の悧もこの茉莉花の莉でもよかったな〜なんておっぱいをあげながら考えていた。


そしたら先週大使館から電話が掛かってきた。内容は、優悧の"悧"は人名には使えないとのこと。人偏の方は使えるので名前を変更しにまた大使館に来て下さいと。


おぉ!これは名前を変えるチャンスか!? と思い帰宅したルーカに早速その事を話した。


"でも莉はどういう意味なの?"


"この一文字だけだと意味はないらしいけど、茉莉花はジャスミンって意味だよ"


"ダメダメ!優莉と書いて優しいジャスミンって意味じゃぁ将来絶対ゲイになるからだめだよ! 子供に僕の名前ってどういう意味?って聞かれた時答えられない。"


"この一文字じゃジャスミンじゃないんだって。莉は悧の利に草冠だから将来あなたみたいに植物を好きな人になるかもしれないよ。それに優だってただ優しいって意味だけじゃなくって優れているとか他にも意味があるって前に訳したでしょ"


"でも莉は好きじゃない。 他のを選ぼうよ。"


と言われ私は拗ねた。

他にも李(すもも)や、梨などとにかく名詞はだめで、形容詞に使われる漢字にしようと彼は言う。



可愛いのになぁ。意味だけじゃなくって書体の雰囲気も大切なんだよ。って言ったら一瞬考えてくれたけど、ほんと一瞬だった。



そもそも名前を考える際、まずイタリアでも日本でも使える名前にしようとそこからスタートした。

私は自分が男の子を産むなんて想像もできなかったので女の子の名前しか考えていなかった。

男の子だったらどうしよっか?と尋ねたらすぐユーリは? と答えが返ってきて、その響きが気に入ったのですぐ同意した。


ユーリはロシアの名前らしい。


"イタリアでも使われてるし、日本人とイタリア人のハーフだったらその中間にあるロシアの名前でちょうど良くない?"との事。



なんだ。ルーカだって響きから入って意味を取ってつけたんじゃん。



でも彼は漢字を充てるときはやたら意味にこだわる。


そこで紙いっぱいいっぱいに漢字とその意味をイタリア語に訳しルーカに提出。

私の両親も考えてくれた結果、優悧となったのだ。

後でよくよく調べたら、悧は人偏だと人の賢い、頭がきれてさえるという意味になるけれど立心偏は刃物などがよく切れるという意味らしい。

危ない 危ない。



再度話し合った結果、優理か人偏に利のほうに絞られた。

はてさてどうしようか?



そうそう、ゆうり繋がりで先日素敵な出会いがありました。

9月にローマの日本人学校のバザーに行った際、息子の名前がゆうりというご夫婦との偶然出会い。

私が買い物に夢中になってる時ルーカはユーリと待っていてくれて、たまたま近くにいた人と話したらその方がゆうり君のお父さんだったそうです。

お母さんは日本人の方。7月末に第二子をご出産されたそうですが、なんと私が出産した病院と同じ病院だったのです。

更なる偶然!

あれだけたーーくさんの人が来てた中、素敵なご家族と出会うことができてとってもほくほくした気持ちで帰りました。



あの時久しぶりに食べた焼きそば、美味しかったなぁぁぁ

lunedì 9 novembre 2009

ひとりごと

昔 新聞のコラムでこういう詩を見た。

"言の葉"

真心こめたら
言葉は宝物どす
贈られたお人は
大喜びしやはるわ

いけずな言葉は
まるで刃物どすぇ
相手のお人の胸に刺さって
ほんまに
血まみれどす
お互いに

心がはんなりする
言葉を
交わしまひょ
なぁ あんた

とても気に入ったので切り抜いて取っていた。何度見返してみても素敵な詩だナ。
京都弁で書かれているところが作者の伝えたい事がリアルに伝わってくる気がする。
特に最後の"なぁ あんた" というのも長年連れ添った夫婦の歴史やテンポを想像させる。
日本語って奥深くて面白い。 言の葉と書いて言葉、情緒がある。

言葉といえば妹夫婦の言葉遣いもとってもおもしろい。

外にいるからこそ見える騒音のない静かな日本の美。私に何ができるかわからないけど、いつかこの美を何らかの形で伝えられる人になりたいな。

domenica 8 novembre 2009

土曜日のお昼 una passeggiata




ローマは先週ずっと雨でした。土曜日やっと晴れたので家族でお散歩。
家から歩いてすぐの公園だけど実は家族3人で一緒に散歩するのは初めて。
外に出た途端優悧は寝てしまったので久しぶりに夫婦でゆっくりお話できました。

私の父は毎週日曜日の午前中散歩に連れてってくれました。子供の頃からずっと。思春期のあまり家族と行動したくない時も、大人になって面倒臭い時も誘われてしぶしぶついて行った事も度々だけど今思えばとっても有り難いことだったなと思う。
"ひろちゃん、この花は何だか知ってる?"
"はい、みんな止まって。深呼吸してここのおいしい空気を吸おう"
と先頭に立ってよく言っていたお父さん。子供の頃はおいしい空気なんて分からなかった。
いつの頃か散歩中父は一人先を歩くようになり、私は母と悩みや学校、職場であった出来事を話しながら行くようになった。
けど話しながら見ていたお父さんの背中は忘れないだろうな。。。
お父さんはどんな事考えながら散歩していたのかな?
そんな事を思い出しながら一人深呼吸。うん、おいしい。
雨上りの湿気の多い空気が日本の空気と似ていた。
散歩帰りによく寄ったミスドのドーナツが食べたくなった。

martedì 3 novembre 2009

3 mesi

今日で優悧は3ヵ月。順調に育ってくれて有り難い。最近は夜も1、2回の授乳だけで午前中も1回起きるだけでずっと寝ている事が多い。先月末にやっと大使館に出生届けを提出して不備なく受理してくれたのでこれでやっと日本の戸籍に入れることができてほっとしている。婚姻届けの時もそうだったけど、日本のように紙1枚でオッケーとはいかず市役所や病院発行のオリジナル出生証明書が必要でさらにそれぞれの訳、コピーの用意が必要。そしてさらに証明書の印が薄かったりしたらそれに替わるものが必要となり、大使館に出向く前の確認が必要だ。無事済ますことができて良かった!最近の優悧はよく笑う、そしてよく話す。朝起きてすぐ、お風呂の最中、いつもご機嫌! いろんな表情で一生懸命話す姿に食べちゃいたくなる。
でも唯一不機嫌になるのがマッサージしてる時。お風呂上りにすると"早く服着せてよ---"とでも言わんばかりにブーブー言ってる。今週から始めるベビーマッサージ教室ではどうなることか??